Profetus - As All Seasons Die - digi-CD | Weird Truth Productions

Profetus - As All Seasons Die - digi-CD

WT042 Profetus - As All Seasons Die - digi-CD
cat. number
WT042
Band
Profetus
Title
As All Seasons Die
Format
digi-CD
Status
発売中
Release Date
20th July 2014
Press
1st press / 1,500 copies

フィンランド葬式ドゥーム職人Profetusの最新EP。タイトルが指し示している通り、それぞれの季節をテーマに書き上げられた4曲を収録。最も陰鬱な季節、秋の曲「Dead are Our Leaves of Autumn」には、Mournful CongregationのJustin Hartwigがゲスト参加。全ての季節が死に絶える時、彼らはあなたを陰鬱とわびしさの支配する土地へと誘う!

Track List

1. The Rebirth of Sorrow
2. A Reverie(Midsummer's Dying Throes)
3. Dead Are Our leaves of Autumn
4. The Dire Womb of Winter

Reviews

Lords of Metal
ech(((o)))es and dust
doom-metal.com
Cvlt Nation
Ave Noctum
Metal Observer
Terrible Certainty
Invisible Oranges
Darkview
metal.de
The Metal Crypt
Chronicles of Chaos
Funeral Wedding
Soul Grinder Zine

Link

Profetus Myspace
Profetus Facebook
Profetus Bandcamp

Interview

1. おそらく、今回が日本のリスナーに向けての初のインタビューとなります。まずは、Profetusのバイオグラフィーについて簡単に教えてください。
分かりました。長い話を短めにまとめます。
私たちはエクストリームなドゥームの中でもさらにマニアックな「フューネラルドゥーム」を2006年から演奏しています。
90年代初期に活動し始めたSkepticism、Unholy、Thergothonといったフィンランドのアンダーグラウンドのバンド達の伝統を受け継ぎ、フィンランドのバンドとして我々自身の音楽を作り始めました。

最初の作品は「Saturnine」というタイトルのデモテープで、200本限定でリリースしました。デモでありながら、さらにはすでに時代遅れと見なされていたカセットというフォーマットでありながらも、ヨーロッパ、アメリカ、日本など世界各地からの反応がありました。
その物語の次の作品は、2009年にリリースされた「Coronation of the Black Sun」と名付けられた1stアルバムです。そしてその作品は1,000枚プレスされました。
それは、Profetusのフューネラルドゥームがどのようなものであるかをより多くの聴衆に知らしめる初めての機会とでも言うべきものでした。
「Coronation...」がリリースされた頃、我々は小さなクラブでのライブやより大きなフェスティバルへの出演などを開始しました。また、Mournful Congregation、Longing For Dawn、Tyranny、Mourning Belovethといった同じジャンルのバンド達とのライブを自主企画にて敢行しました。

2011年には次の作品「...to Open the Passages in Dusk」の制作にとりかかりました。デモの時代から我々をサポートしてくれ、ヨーロッパでもよい評判を聞いていた日本のWeird Truthと契約しました。

プレス数は前作よりも増え、このアルバムで現在の我々の音楽の特色となっているものが打ち出せたのではないかと思います。また、今作ではレコーディングからミキシングまで全てを自分たちで手がけたので、まさに「Profetusサウンド」とでも言うべきものが実現できました。
「Passages...」はアメリカのレーベルContagion Recordsからヴィニールでもリリースされました。そして、我々にとって初となる海外でのフェスティバル出演も果たしました。

2013年の夏、オリジナルメンバーの1人がバンドを去り、Profetusの伝統を受け継ぐべく新たなメンバーが加わりました。
そして、フィンランドの自然をテーマにした作品「As All Seasons Die」という新作のレコーディングを開始しました。
それはより実験的な作品で、過去のProfetusの作品の残骸から掘り起こされた新しいアイデアを取り入れた新鮮なものでありながら、自然への崇敬、フィンランドの憂鬱や苦難などをテーマに、SkepticismやThergothonからの伝統を受け継いだ作品となっています。
CD盤は再びWeird Truthから1,500枚プレスでリリースされ、ヴィニールはSvart Recordsから500枚限定でリリースとなります。


2. 結成当初、Profetusはギター、ドラム、オルガン、ヴォーカルという編成で、ベーシストはいませんでした。ほとんどのドゥームバンドは低音域をより豊かにするものとしてベースを最も重要な楽器とみなしています。どうしてベースプレイヤーを加えなかったのですか?おそらく、フィンランドドゥームのパイオニア、SkepticismやThergothonと同じ道を歩もうと意識したのでしょうか?
まさにその通りです!ベースを排除してシンセをより前面に押し出すことが、我々の望む音を得るための唯一の方法でした。最初は、ライブでもレコーディングでも各楽器のバランスを上手く取ることが非常に困難でしたが、それを解決していくことが我々の音楽的成長の一部であったとも言えるでしょう。


3. 最新作「As All Seasons Die」について話しましょう。今作には4曲収録されていて、それぞれの曲が春から冬までの各季節を表現しています。一般的に、ドゥームバンドは秋や冬についての歌詞を書きます、なぜなら最も陰鬱な季節だからです。例えば、Mournful CongregationのThe June Frost、Mourning BelovethのAutumnal Fire等々...。ドゥームバンドが春や夏についての曲を書くのは非常に珍しいことです。フィンランドでは、春や夏も陰鬱な季節なのでしょうか?
このEPについて言うと、これらの四季はProfetusの様々な面を反映しています。
EPの最初の部分で、穏やかでありながら甘ったるくないパートがあります。そこで、自然の女神、春の誕生について語られます。
そして徐々にわびしくなっていき、物語は悲しい結末、The Dire Womb of Winter(陰惨な冬の子宮)へと導かれていきます。そして女神の墓の詩的な肖像は雪の中へと隠されます。


4. 今作では、バリトンギタープレイヤーM.Makelaを新たにメンバーとして迎えました。それによって、Profetusのサウンドはより重く壮大なものとなりました。今後、より低音域を強化するためにベースプレイヤーを迎える予定はありますか?もしくはバリトンギターで十分でしょうか?
私はM.Makelaに彼が以前に在籍していたバンドTyrannyとwormphlegmで実践していたヘビーなサウンドをProfetusに取り入れてくれないかと頼みました。彼はとても創造力に富んだミュージシャンで、彼ならではの力強いサウンドをProfetusにもたらしてくれました、またライブではヴォーカルも一部担当しています。


5. 「As All Seasons Die」のブックレットに掲載されている自然の写真はモノクロ調のものです。四季の色彩は破滅(Doom)に取り憑かれた心によって色あせてしまったのでしょうか?
はい。地元フィンランドで、私は全ての季節が移り変わる際の、人生の終点を写真におさめました。そしてこの色の流れ落ちたモノクロ調の写真を仕上げ、自然の死を表現しました。


6. 「As All Seasons Die」のレコーディング中に何かこぼれ話的なものはありましたか?
今回の作品は、森の中に我々自身で建てた小屋でレコーディングしました。最も近い近所の家が2km先で、道路もほとんど無いようなところです!
雷雨や停電によく悩まされました。まったく気が狂わんばかりの体験でした。


7. ライブ活動について教えてください。今作のプロモーションのためにライブ/ツアーの予定はありますか?また、将来日本でProfetusのライブをする予定などは?
はい、ちょうど今日、オランダのRoadburnフェスティバルへの出演オファーがありました。また、Moscow Doom Daysへの出演も検討中です。
また、秋の後半には地元でのライブ予定してします。あとは、森の中でのアルバム発売記念シークレットギグですね(笑)。
日本でプレイすることは我々の夢の一つです、なぜなら、日本の人々はとても熱心なオーディエンスだからです!そして、私はあなた達の文化を尊敬しています。それはフィンランドの文化といろんな部分で共通するところがあります。いつかは日本でプレイしたいですね。


8. 最後に日本の破滅せしものども(Doomed ones)に一言お願いします。
Weird Truth Productionsで「As All Seasons Die」をチェックしてください!そして覚えておいてください、人生は運命のためには短すぎる!

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