フィンランド南西部の都市トゥルクのメタルシーンで活躍する、Solothus、Sepulchral Curseといったバンドのメンバーによって2016年に結成されたドゥーム/デスメタルバンド。2019年リリース、5曲入り1stアルバム。ゆったりと沈み込むようなリズムに、低音域を支えつつ時折激しく自己主張をするベース。クラシックなデス/ドゥームを基調としつつ、ブラックメタル的な要素も取り入れたギターリフと、グロウルと叫び声を使い分けるヴォーカル。そして、怪しげな雰囲気を醸し出すキーボード。重厚かつ奇怪な雰囲気の中にも、ほのかに救いを感じさせる物悲しいメロディー。全ての楽器、声がねっとりと絡み合いながら紡ぎだされる、大いなる虚無に響く破滅の音!!!!