
- cat. number
- WT052
- Band
- Funeralium
- Title
- Of Throes and Blight
- Format
- 2CD
- Status
- 発売中
- Release Date
- April 12th 2017
- Press
- 1st press / 600 copies
フレンチドゥーム/デスの3rdアルバム。CD2枚組、全6曲収録の前作「Deceived Idealism」同様、今作も2枚組で全4曲90分超の超絶地獄仕様!超低周波を伴いながらゆったりと刻まれる、聴き手を窒息させるかのような遅重リズム。不気味な和音を響かせるミニマル催眠リフ。特徴的なグロウルと叫びをブレンドしたヴォーカル。「Deceived Idealism」で聴かせてくれたドゥーム/デス路線を歩みながら、彼らはより暗く侘しいドゥーム/デス王国へと旅経つ!
Track List
Disc1
1. Slowly We Crawl Towards Crumbs
2. Spit At My Face, I will Pluck Your Tongue Out
Disc2
1. Vermin
2. Vanishing Once and for All
Funeralium Biography
フレンチドゥーム/デスバンドFuneraliumは2002年に結成。初期Anathema、diSWMBOWELMENT、Thergothon、Bethlehemといったドゥームの先駆者達への敬意を示すべくその創作活動を続ける。2006年には、Doom/Death、Funeral Doom、Black Metalという暗黒の三位一体によって生み出された3曲入りデモ「MONOLITHIUM」をリリース。復讐の狂気と悲哀に彩られたその作品はアンダーグラウンドで幅広い評価を得る。
AtaraxieのMarquisは自身の理想とするエクストリームドゥームを体現すべく、2003年にFuneralium (Funeral + Valium の造語) を結成。結成当時に影響を受けていたバンドはBethlehem、Saint Vitus、Black Sabbath、Cathedral、Abruptum、Burning Witchといったバンドであった。同じくAtaraxieのメンバーであるBerserkが加入、そしてこのプロジェクトに熱烈な興味を示していたHeol TelwenのYsとToxineが加入して最初のラインナップが揃う。Funeraliumは自身の音楽性を「ultra sick doom」と称し、侘しげな雰囲気と苦しげなヴォーカルにオールドスクールドゥーム/デスの要素を盛り込んだ、生々しいエクストリームドゥームサウンドを築き上げている。
2003年9月より、「Transcendance N°26」と「Funeralium」の2曲のリハーサルを開始。2004年3月、フランスのアンダーグラウンドメタルレーベル Bang or Be Banged!!より1stデモリリースオファーを受ける。その1ヶ月後にはnekrodoom studioで1stデモのレコーディングを開始。ドイツのBethlehemがアルバム「Dark Metal」で彼ら自身の音楽を表すジャンル名を自ら作り出した事に敬意を表して、Funeralium 自身の音楽性を表現するものとして、デモのタイトルを「ultra sick doom」と決定。2004年6月に「Ultra Sick Doom」をリリース、そしてアンダーグラウンドメタル界隈で高評価を得る。デモリリース後、ライブ活動を開始。フランス、オランダ、ベルギーで、様々なライブやフェスティバルへの参加を果たす。2004年から2006年にかけて、1stアルバムへ向けてのリハーサルを続け、後にアルバムに収録される事になる「Let people die」「Light Crisis」「Nearly the end」「First symptoms」を書き上げる。2006年に、イスラエルのTotal Rust RecordsからCD盤、フランスのOstra Recordsから12"LP盤での1stアルバムリリースオファーを受ける。2006年の夏に、nekrodoom studio、Solid Studioの2つのスタジオで1stアルバムをレコーディング。しかし、様々な不幸が重なって作業は遅れ、2007年、最終的にWalnut groove studioにてミキシング/マスタリング作業を完了。
2007年夏、1stアルバム「Funeralium」のCD盤がTotal Rust Recordsよりリリース。2枚組12"盤は同年後半にOstra Recordsよりリリース。こちらもアンダーグラウンド界隈で好評を博す。しかしながら、バンド内で様々な問題が発生し、数ヶ月にわたって活動休止を余儀なくされた後、最終的にはドラマーのYsが脱退してしまう。2008年2月には、新ドラマーA.D. K'shon、そしてもう一人のベーシスト/ヴォーカリストとしてAsmael Leboucが加入。2010年にはCharlesWardが2ndベーシストとして加入、バンドは2ndアルバムの制作準備に入る。
2012年、収録時間88分に及ぶ2ndアルバム「Deceived Idealism」をKK(Huata, Abjvration)のWorship Studioにてレコーディング/ミキシング。Weird Truth ProductionsよりCD盤をリリース、数ヶ月後にOstra Recordsより2枚組12"にてリリース。また、バックパッチ付き限定版3枚組12"もあわせてリリース。限定版の3枚目には「Ultra Sick Doom」デモを収録。この作品リリースによりヨーロッパでの様々なライブやフェスティバルへの参加オファーを受けるようになり、オランダ、ドイツ、ポルトガル、イギリス、ベルギー、デンマークなどでライブを敢行。それらのライブのたびに、彼らはその超絶病的破滅金属によって聴衆を催眠にかかったように打ちのめした!そして、ライブ活動と平行して、3rdアルバムに向けた曲作りを進める。
2016年、3rdアルバム「Of Throes & Blight」レコーディングの為スタジオに入る。Nekro Doom Studioでレコーディング、Retro Sound StudioでS. Biguetによってミックス。ドゥームメタルの棺桶に汚らしい新たな爪痕を残す欲望にせき立てられ、「Decieved Idealism」から連なる破滅の街道を突き進み、デスメタル/ドゥーム/ブラックメタルを独自の製法でブレンドし、ドゥーム、特にフューネラルドゥームの限界を越えた彼らならではの音楽性を求めて放浪の旅を続けている!その音楽性は、狂気に満ちたブラストパートやヘッドバンギングを巻き起こすミドルテンポパート等を取り入れてよりダイナミックに。レコーディング後、ADK'SHNはバンドを脱退し全ての音楽活動から引退。この3rdアルバムが彼に取っての音楽聖書とも言えるべきものとなった。エクスペリメンタル。ダークアンビエントシーンで活動している謎に満ちたRAEVが後任として加入。バンドに取ってまさに最適な人材を迎えてよりパワーアップ! 2007年、Funeraiumはさらなる頭蓋骨を粉砕する準備を整え、病的な欲望をもってライブ活動を待ちわびている!!!!!
Link
Funeralium official website
Funeralium bandcamp
Funeralium facebook page
Reviews
Aux Portes Du Metal
Cvlt Nation
Dark Underground Music Zine
Darkview
Doom-Metal.com
Doom Metal Front
Iye Zine
Invisible Oranges
Lords of Metal
Metal Imperium
Metal Italia
Metal Storm
No Clean Singing
Queen of the Moshpit
Silence Magazine
Thrashocore
Zephyr's Odem